2020年の次期総統選挙に向けて、最大野党・国民党の公認候補、韓国瑜・高雄市長(前列左)は11日、副総統候補を、元行政院長であり、韓・市長の国政顧問団をまとめる、張善政氏(前列右)に決定すると発表した。(写真:CNA)
韓国瑜・高雄市長:「張善政・元行政院長が、2020年総統選挙のパートナーになってくれることに感謝している」
最大野党・国民党の総統公認候補、韓国瑜・高雄市長は11日、副総統候補を張善政・元行政院長に決定すると発表しました。
韓・市長:「張・元院長は、地道に頑張っている人だとわかる。学歴と経歴を積み、産業界、政界、学界において、抜群な貢献を果たしてきた」
韓・市長によりますと、張・元院長とは何回か討論を重ね、一週間前に人選を確定したということです。韓・市長と手を組むことについて、張善政・元院長は、「他人事になれないから」と話しました。
張善政・元院長は、「韓国瑜・市長の国政顧問団のまとめる役として、韓・市長の政策方針を全面的に理解している。副総統に就任できれば、私はマスコットだけではなく、触媒として、政策を推進する」と意気込みました。
韓国瑜・市長が総統選挙に出馬すると発表して以来、副総統候補については、様々な推測があります。周錫瑋・元台北県長と、高雄市の李四川・副市長も挙げられています。
新北市の朱立倫・前市長は、最も可能性が高いと見られていますが、本人はその意欲を示していません。
総統選挙に近づくにつれて、韓国瑜・市長は、再選を目指す蔡英文・総統より一歩先に、副総統候補を、張善政・元行政院長と発表しました。もし与党・民進党の副総統候補は、頼清徳・前行政院長になる場合、2020年の総統選挙では、元行政院長同士による対決となる見込みです。
(編集:曾輿婷/王淑卿)
新聞來源:RTI
編集:曾輿婷