親民党の宋楚瑜・主席は、「来年1月11日の中華民国次期総統選は、わたしの六戦目」と宣言しました。
野党、親民党の宋・主席が来年の次期総統選への出馬を表明しました。
宋・主席は、「わたしが政界に入る初志は、ただ「天道酬勤」の4文字で、努力すれば必ず報われるという精神で臨み、昔、台湾人が誇る敢闘精神を喚起したい。頑張れば勝つ」と意気込みました。
総統の直接選挙が始まって以来、宋・主席はほぼ毎回名乗りを上げました。
2000年に、長庚記念病院心臓外科の名医、張昭雄・主任とコンビを組んで立候補したところ、得票率が36%でした。
その4年後は副総統候補として、当時の連戦・国民党主席と一緒に出馬したら、644万票を獲得し、得票率が5割近くでした。
2012年、学者、林瑞雄先生とのコンビでは、得票率が僅か2.77%でした。
前回の総統選では、新政党、民国党の徐欣瑩・主席と組んで参戦したところ、得票率が12.84%に上昇しました。4回の立候補で、合計得票数が1300万票を超え、歴史的な記録を作りました。
また、宋・主席は、副総統候補を台湾の広告業界の重鎮、余湘氏を指名しました。
次期総統選の親民党の公認候補が決まりましたが、立法委員の比例代表候補者名簿はまだまだこれからです。予想通りに、鴻海精密工業の創業者、郭台銘氏の陣営と連携するかどうかに注目が集まっています。
(編集:林蕙如/王淑卿)
新聞來源:RTI
編集:林蕙如