蔡英文・総統の年賀カード。キーワードは「鼠一鼠二」です。これは、「鼠」の漢字の発音と、数字の「数」の発音が似ていることから、中国語の掛け言葉で、「一二位を数える」、トップクラスになるいうことの願いを込めたものです。カードに書かれた「手をつなぎ、心を一つにして、台湾を前進させよう」という意味の文字は、蔡英文・総統の来年に対する願いを示しています。
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2020年はネズミ年です。総統府はこのほど、総統の年賀カードのデザインを発表しました。このカードは、金色のネズミをモチーフにしたデザインとなっています。「金」は財産を象徴し、「ネズミ」は知恵を象徴します。皆にとって豊かな年になることを願っています。基調の色はサンゴの赤を選びました。台湾が一つの島国であることを象徴しています。
総統の年賀カードには、金色で「鼠一鼠二」の4文字が書かれています。これは、台湾がトップになるようにとの中国語の掛け言葉です。
また、カードを開くと、「手をつなぎ、心を一つにして、台湾を前進させよう」と書かれています。蔡英文・総統の2020年に対する期待です。,
総統府公共事務室の張文蘭・主任は、「鼠一鼠二の文字は、台湾人が2020年に、各分野で一位、二位の成績を上げるよう期待したものだ」と説明します。
陳建仁・副総統の年賀カードは、花模様の鉄格子をモチーフにしたもので、ネズミと銅線で構成されており、ネズミが富を運んでくるという意味が込められています。
鉄格子の中の銅のお金は、心を一つにし、手をつなぐことを象徴し、来年、国力がさらに高まることを願っています。
総統府は今回、電子年賀カードも用意しました。総統の電子年賀カードには、おめでたい灯篭が描かれ、台湾山脈と共に、台湾が前進する力を表し、来年、より大きな成果と富がもたらされることを期待しています。
副総統のものは、金属線で、花模様の鉄格子を描いています。
画面には、「幸福路2020」の住所プレートは、台湾が来年、幸せであることを願っています。
新聞來源:RTI
編集:早田健文