第15代正副総統選挙の開票が順調に進められ、与党・民進党の総統公認候補、蔡英文・総統(中央)の再選がほぼ確定した。蔡・総統は副総統候補の頼清徳・前行政院長(右)と共に、国際記者会見に臨み、勝利宣言を発表した。選挙運動期間中、ライバルからの批判などを持って次の任期にまい進するとし、政党と立場が異なっても、協力する空間があると述べた。(写真:CNA)
2020年第15代正副総統選挙の投票が、11日に行われ、午後4時から開票作業が開始し、午後8時30分時点では、9割以上完了しています。再選を目指す、与党、民進党の公認候補、蔡英文・総統の得票数は787万票を上回り、最大野党、国民党の公認候補、韓国瑜・高雄市長の得票数520万票を超えています。蔡・総統の再選がほぼ確定しました。
蔡英文・総統は夜8時に国際記者会見を行い、次期副総統候補、頼清徳・前行政院長、現職の陳建仁・副総統と共にステージに上がり、勝利宣言を発表しました。
選挙事務を司る中央選挙委員会によりますと、開票作業は夜10時に完了する見込みです。
なお、今回の選挙で大敗した最大野党、国民党の呉敦義・主席は夜9時に国民党の党本部で談話を発表し、敗北の責任をとり辞任すると明らかにしました。郝龍斌・副主席も個人のフェイスブックページを通じて辞任すると発表しました。
(編集:曽輿婷/王淑卿)
新聞來源:RTI
編集:王淑卿