17年続く青森りんご寄贈、台日の絆深める

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台湾の児童保護団体「家扶基金会(TFCF)」は、2002年から毎年、日本青森県の「一般社団法人青森県りんご対策協議会」によるりんごの寄贈を受けている。

赤い服のミスりんごのお姉ちゃんたちから、子供たちはやや照れながら、小さな手でりんごを受け取りました。

 

台湾の児童保護団体「家扶基金会(TFCF)」は、2002年から毎年、日本青森県の「一般社団法人青森県りんご対策協議会」によるりんごの寄贈を受けています。今月12日、家扶基金会の台北市のサービスセンターで、りんごの寄贈式が行われ、基金会の支援を受けた子供たちは、りんごを美味そうに頬張っていました。

 

青森県りんご対策協議会の加川雅人・会長によりますと、17年間りんごを寄贈してきた理由として、企業の社会的責任を果たすほか、毎年子供たちからの感謝状も原動力となったということです。

 

家扶基金会台北市サービスセンターの謝暁雯・主任は、「寄贈して頂いたりんごは、どれも相手が愛を込めて作ったものなので、是非その愛まで感じてもらいたい。」

 

家扶基金会は謝意を表するため、子供たちと一緒に、りんごの串刺しを作り、青森県りんご対策協議会とともに頬張りました。家扶基金会の謝・主任によりますと、17年の絆により、双方はすでに親しい友だちとなったということです。

 

謝・主任:「子どもたちも親たちも、毎年、日本の友達の到来に期待している。『先生、青森のりんご協会は、そろそろ来る時期じゃないか』と、友達と再会するように楽しんでいたようだ」

 

遥々日本からやってくる、年に1回のりんごの寄贈は、台湾と日本の深い絆を結び、子供たちに愛を届けています。

 

(編集:曾輿婷/王淑卿)

 

 

新聞來源:RTI
編集:曾輿婷