26日に行われる統一地方選挙の一つである、北部・台北市の市長選挙に立候補した、与党・民進党の陳時中・候補が26日午後7時に、敗北宣言を発表しました。
陳時中・候補は選挙に出馬する前、台湾の厚労省に類似する、衛生福利部の部長(大臣)を務めており、台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部「中央感染状況指揮センター」の指揮官も兼務していました。不眠不休で新型コロナウイルスと戦っていたことから日本では「鉄人大臣」として知られています。
陳時中・候補は敗北宣言の中で、支持者に対して努力が足りず皆さんをがっかりさせてすみませんと謝ると共に、ライバルの最大野党・国民党の蒋万安・候補にも電話し、その当選を祝賀し、蒋万安・候補が今後台北市をより良い都市として建設るよう期待を寄せました。
陳時中・候補はさらに支持者に対して、蒋万安・候補がリードする台北市を支持するよう呼びかけました。
陳時中・候補は、最後に神様が台湾、そして台北をご加護するよう願いました。
ソース:RTI
編集:王淑卿
ソース:RTI