民進党「北北基桃」市長選候補、月額1200元定額乗り放題プラン打ち出す

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与党・民進党から11月26日の統一地方選に出馬している4市の市長候補、陳時中(台北市)、林佳龍(新北市)、蔡適應(基隆市)、鄭運鵬(桃園市)の各候補は先ごろ、合同記者会見を開催、公共交通機関の乗り放題プランを打ち出した。月額台湾元1200元(日本円約5360円)は台北市よりも安いほか、台湾の在来線・台湾鉄道や高速バスについても対象を広げるという。(写真:RTI)

「北北基桃」と呼ばれる北部の台北市、新北市、基隆市、桃園市の首都圏エリアには1000万人の人々が暮らし、毎日の通勤、通学、ビジネス・観光、通院、買い物など、都市間の移動者数は相当なボリュームとなっている。与党・民進党から11月26日の統一地方選に出馬している4市の市長候補、陳時中(台北市)、林佳龍(新北市)、蔡適應(基隆市)、鄭運鵬(桃園市)の各候補は先ごろ、合同記者会見を開催、公共交通機関の乗り放題プランを打ち出した。月額台湾元1200元(日本円約5360円)と、現行の台北市による台北メトロ、乗合バス、自転車シェアサービス「youbike」を対象とした1280元のプランよりも80元割安になるだけでなく、台湾の在来線、台湾鉄道、高速バスについても対象を広げるとしている。同党では、4市の公認候補がタッグを組み、こうした政見を打ち出すことにより、選挙戦におけるシナジー効果を生み出したいと希望している。

 

ソース:RTI
編集:王淑卿
ソース:RTI