[ニュース] 「台湾」名義での東京五輪参加、賛否両論

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「チャイニーズ・タイペイ・オリンピアンズ・アソシエーション」は21日、現役のオリンピック代表選手と著名なアスリートと共に記者会見を開き、この国民投票に反対する立場を示しました。

台湾名義での東京オリンピック参加の是非を問う国民投票を控え、「チャイニーズ・タイペイ・オリンピアンズ・アソシエーション」は21日、現役のオリンピック代表選手と著名なアスリートと共に記者会見を開き、この国民投票に反対する立場を示しました。

これらの選手にはオリンピック大会に四回も出場した林怡君・選手、台湾男子バドミントン界のエース、周天成・選手、陸上競技の楊俊瀚・選手、重量挙げの許淑浄・選手、アーチェリーの雷千瑩・選手が含まれています。これらの選手は各界が一時の衝動に駆られて賛成票を入れて選手らが国際試合に参加する権利を剥奪しないよう呼びかけています。

楊俊瀚・選手「皆様の票は我々の未来に影響する。よく考えてからアスリートを応援してください。」

雷千瑩・選手「我々は台湾を愛していないのではなく、国際競技連盟の規定があるからだ。この規定を遵守すべきだ。今回の国民投票が今後の出場権に影響しないよう希望している。」

周天成・選手「皆様、冷静に考えてください。この国民投票が可決されれば選手のやる気がなくなる。国際試合にも参加できなくなるからだ。」

台湾名義による東京オリンピック参加をめぐる国民投票に反対する選手もいれば賛成する選手もいます。現役のテニス選手、荘吉生・選手はプロモーション映像を作って投票を促しています。

荘吉生・選手「今回は我々台湾人にとっていいチャンスだ。代表チーム名の『チャイニーズ・タイペイ』を「台湾」に変えるチャンスだ。世界に台湾の声を伝えることができるのだ。皆様奮って投票してください。台湾がんばれ、」

反対派と賛成派の意見について所轄機関の体育署は、「民主のプロセスと国際オリンピック委員会の規定を尊重する。」としています。

体育署の王水文・副署長「政府は法律に則って国民投票を行うが、国際オリンピック委員会の決定も尊重しなければならない。」

このテーマの国民投票は台湾のみならず、国際社会でも注目されています。投票の結果とその影響に目が離せません。